イーグルレイクゴルフクラブのメンバーになってからは、土曜日はゴルフスクール、日曜日はイーグルでラウンドという生活になった。
はじめてイーグルを回った時のスコアーは、白ティーからで110。
その後、たまに120を出すこともあったが、基本は100~110の間を行ったり来たり。101というのも出るが、なかなか100切りにはならない。
イーグルレイクでは、レギュラー時間の最初に、メンバー専用のスルーの組み合わせ枠が、アウト3組、イン3組ある。ほとんどはその枠に入ってラウンドしていた。スルーなので、途中休憩も無く、さくさくと18ホール回れるので、昼頃にはラウンドが終了する。
最初、知り合いは誰一人いなかったが、この6枠ばかり入っていると、入っている人はだいたい同じ人なので、自然と知り合いになる。もちろん「同じクラブのメンバーだ」というのが前提なので、すぐに親しくなるし、無茶な付き合い方はしない。なんせ、翌週にはすぐに会うだろう人だから。それが「一人予約」とは違うところ。
親しくなると、いろいろ教えて貰える。
ゴルフクラブのメンバーだと「月例会」という「競技ゴルフ」をやることが出来るというのも初めて知った。
競技ゴルフは、一般的に友達とやるゴルフやコンペにあるような「OKパット」や「前進4打」などの救済措置は一切無く、「あるがままに」を前提としたルール通りのゴルフ、つまりプロの試合と同じ条件でやる場だ。毎月ある「月例杯」の他、クラブでの最強を決める「クラブ選手権」、ハンディキャップをふまえたナンバーワンを決める「理事長杯」、月例競技の入賞者だけで戦う「入賞者大会」、ほか「レディース杯」や「シニア杯」などがある。競技が盛んなクラブだと、「新年杯」やら「盛夏杯」など季節ごとにも試合の機会がある。
競技ゴルフをやるための必須条件が「ハンデキャップ(HDCP)を取る」だ。
ゴルフをはじめ「人と競うモノ」は、初心者と上級者の実力差がはっきりと出る。純粋に実力勝負になると、初心者が上級者に勝つことは不可能だ。そのため、レベル違いの人が「同じ土俵で楽しめる」というものはあまりない。多くは「上手な方が手を抜く」で対応するしかない。
そこでゴルフに取り入れられたのが、「ハンディキャップ」だ。
スコアの調整を行う事で、初心者でも上級者でも、10歳の子供でも、プロを目指す学生でも、20代の新入社員でも、40代・50代の管理職でも、定年を越えたシニアでも対等に戦うことが可能になり、同じ土俵で「競技」として楽しめるようになる。こんな競技は他にはないのでは?
ハンディキャップには、
・オフィシャルハンディキャップとして、日本ゴルフ協会が定めている
「JGAハンディキャップインデックス」
・所属クラブ独自の「クラブハンディキャップ」
・自分たちで決める「プライベートハンディキャップ」
(たとえば「新ペリア方式」など)
がある。
イーグルレイクで月例競技に出場するためには、イーグルレイクの「クラブハンディ」が必要だ。そのためイーグルレイクでは「5枚のスコアーカードを提出する」ことになっている。それで「クラブハンディキャップ」が取得できる。僕は、せっかくクラブに所属したのだからと、さっさと申請したので、2か月で5枚を提出した。
また、
◎日本ゴルフ協会など、各ゴルフ団体が主催する競技会
(日本アマチュア選手権・日本オープン選手権等)
◎関東ゴルフ連盟や中部ゴルフ連盟など、地域ごとの連盟が主催する競技会
(関東アマチュア選手権や関東倶楽部対抗等)
◎千葉県アマチュアゴルフ協会など、各都道府県が主催するアマチュア選手権
(千葉県アマチュアゴルフ選手権等)
等、これらの公式戦にでるためには、クラブハンディキャップやプライベートハンディキャップではダメで、オフィシャルの「JGAハンディキャップインデックス」をとらなければいけない。この場合のハンディキャップの取り方は、
1.所属するゴルフ倶楽部(メンバーコース)で取得する
僕は、イーグルレイクのメンバーなので、「1.」の方法でオフィシャルハンディも持っている。
スコアーカードを提出して1月後。クラブから「ハンディキャップ認定」のハガキが届いた。(写真は、イメージです。)
「クラブハンディキャップ 28」
「オフィシャルハンディキャップ 28.2」
これが、僕の競技ゴルファーとしてのスタートだ。
(初回のものがなかったので、改定の時の写真)
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